お金(硬貨・紙幣)はどんな材質で出来ているの?

硬貨の不思議

毎日触ってはいるものの、実は硬貨について良くは知らないもの。収支計画にばかりいそしんでいるものの、毎日使っているだけにちょっと知っておきたいお金のアレコレ。

 

硬貨の材質は?

コインの種類

材質

直径(cm)

重さ(g)

1円

アルミニウム アルミ100%

20

1

5円

黄銅貨幣 銅60〜70%

22

3.75

亜鉛40〜30%

10円

青銅貨幣 銅95%

23.5

4.5

亜鉛4〜3%
スズ1〜2%

50円

白銅貨幣 銅75%

21

4

ニッケル25%

100円

白銅貨幣 銅75%

22.6

4.8

ニッケル25%

500円

ニッケル黄銅貨幣 銅72%

26.5

7

亜鉛20%
ニッケル8%

 

硬貨1枚あたりの原価は?

硬貨種類 発行益
1円 -13円
5円 1円
10円 -32円
50円 30円
100円 27円
500円 457円

 

発行益は、貨幣額面と効果製造費用の差額です。この差額は貨幣発行益となります。

 

紙幣の不思議

日本で紙幣が開始されたのは記録に残っているうえでは、後醍醐天皇のころ、建武元年とされています。現在までに現物が発見されたことはありませんが、建武記には記録されています。日本紙幣の偽造防止技術は世界的に見ても質の高いものです。

 

紙質

楮、三椏、綿、マニラ麻などを使用した非木材パルプ。印刷物としてよく使われている木材パルプとは手触りから異なります。

 

透かし

繊維の厚みを加減して作られた透かしが入っています。

 

ホログラム

見る角度によって見える絵や色合いが変化します。

 

紫外線発行インク

紫外線を当てると蛍光するインクが使われてます。

 

深刻凹版印刷

手触りでもわかるようにインキの凸感がはっきりとわかるのは一般的な凹版印刷ではないからです。

 

マイクロ印刷

再現が困難な印刷となっておりコピーもスキャンも正確に再現はできません。

 

このほかにもさまざまな偽造防止が施されており、現在の技術において精巧なニセ札を作ることはほぼ不可能とされています。

 

知ってた!?お金のトリビア

覚えておいて得はないけれど損はない、そんなトリビアご紹介しましょう!

表はどっち?
実は硬貨の裏表を法律で決めているわけではありません。植物などの表示がある面が表、製造年が表示されている面が裏とされているのが一般的です。

デザイン公募!?
1円玉のみ、デザインは一般公募から決められました。表面は京都府の中村雅美さん、裏面は大阪府の高島登二雄さんのもの。表面にある木は若木と呼ばれ実在する木でもモデルがある木でもありません。

曲がった硬貨はどうするの?
日本銀行の本支店では曲がったり破損したりした硬貨の交換を行っています。郵送対応はしていませんが来店前に事前に電話で交換をしたいことを連絡しましょう。

どうして穴が開いている?
5円と50円は穴がありますが実はこれには理由があります。
5円・・・戦後の急激なインフレで硬貨を製造する費用を削減しなければならなかったため
50円・・・もともとは穴がなかった50円は100円硬貨と混同されがちとなり区別をつけるために穴があいた

1円は水に浮く
1円玉はアルミニウム100%で作られています。表面張力によって1円玉は水に浮かびます。ちなみに、水に浮く効果は世界中で1円玉だけです。