お金の使い過ぎは病気なのでしょうか?

浪費癖、その原因は意外にも・・・!?

浪費癖というと仰々しく感じられる言葉ではありますが、いつの間にかお金が無くなっている、毎月給料日前には金欠に陥るというのであれば収入と支出のバランスに対する計画性がないのかもしれません。

 

ただし、無駄遣いも度を過ぎれば浪費癖です。さらに金銭感覚の異常は病気の可能性すらあります。改善策、そしてもし家族が浪費癖に陥っているのであればその対処法について考えていきましょう。

 

浪費癖チェック!

まずはこちらでチェックをしてみましょう。

  • これから先よりも今を楽しむことが大事
  • 好きなことや物はお金のかかるもの
  • ブランドものが好き
  • 給料日直後には散財する
  • 自分へのご褒美が多い
  • 掃除が苦手で部屋が汚い
  • 人より高価なものを持ちたい
  • お金を使うとストレス発散
  • 店員の前で値段を見ることはできない
  • 形にならないもの(旅行、エステ、占いなど)にお金を使う
  • 買っても使わず放置しているものもある
  • 後輩にはおごるのが当然
  • 断ることが苦手

 

チェックが多いほど浪費癖の可能性があります。計画性のなさ、高級志向、見栄っ張り、思い当たることも多いのではないでしょうか。他人からの目が気になり、見栄っ張りな人ほどお金がないということを知られたくない傾向があります。

 

例えば高級な腕時計を買ったとしましょう。それは自分へのご褒美であったり、もしくは就職をするときに腕時計は社会人の常識と考えたからかもしれません。

 

確かに腕時計一つで人が知れるのは社会人であれば誰しも経験があるもの、しかしそこに身の丈以上のものをチョイスしてしまうと「自分に対して出来上がってしまったイメージ」を崩すことができずにブランド志向に転身してしまうのは少ない話ではありません。

 

必要なものと不必要なものが区別できなくなる「セール」や「バーゲン」もあります。

家族から浪費癖と揶揄されるのも仕方のないこと。何しろ、必要なものと不必要なものを見分けられる「浪費癖ではない人」はセールであろうと、バーゲンであろうと、70%オフであろうと、不必要なものは「買わない」からです。

 

意志の弱さからお金のかかる誘いを断り切れない人もいます。

 

参加したくもないパーティー、ランチ会、勧められた「オススメ品」、断り切れないために次々とお金のかかる集まりや買い物が重なってしまうパターンです。没頭している趣味がお金がかかり過ぎることもあります。

 

車にハマっている、バイクにハマっている、お金がかかる趣味の代表格ではありますが、それ以外にも今、主婦層にも絶大な人気があるハンドメイドもお金をかけ始めれば際限のない趣味の代表でもあります。

 

些細なきっかけで人は浪費癖に陥ってしまいます。

 

お金に対する依存症がある

お金を借りてでもやめられない、その総称は借金依存症。多重債務に陥ったり、自己破産をする方も多いこの依存症は、実に依存性が高いものとして非常に危険です。

 

「症」というだけにです。患者は、返せるものと考えており借金自体も依存症ではなく自分の意志であると思い込んでいるケースが多いことも危険な特徴の一つです。つまり、自分を病気だとは理解できない状況となっているため、周囲の力がなければ解決することができません。

 

買い物依存症

毎日の生活を送るための買い物ではなく、「買い物自体を目的」としてしまい買い物が止められない状態になっていることを買い物依存症と言います。原因として考えられるのは身体的な病気、または治療薬などによる副作用、ストレス、更年期障害や精神的な病があります。ストレスを発散する一方で、買い物をした後には自己嫌悪に陥るのも特徴です。

 

ギャンブル依存症

勝ったという経験があるために依存が強くなってしまうのがギャンブル依存症。朝から夜までパチンコ店で過ごし、5万勝った、10万負けた、この繰り返しになっていれば依存の可能性は非常に高くなります。買い物依存症よりも依存率が高く治療は困難とされているため、長期的に受診する必要があるようです。

 

浪費癖、その原因は意外にも・・・!?

大人のADHDが原因かも!

注意欠陥多動性障害、ADHD。最近よく耳にするようになりました。近年注目されてきた障害のため現在成人になっている方はその検査を受けたことがないという方が大半でしょう。問題になっているのは大人のADHDです。

 

金銭感覚が欠如しており、計画的にお金を使えないケースも多く熟考が難しいために衝動買いや必要のないものあるものの判断がつかないケースもあります。

 

双極性障害かも!

双極性障害、いわゆる躁うつ病とは躁状態とうつ状態のどちらの症状もある精神疾患です。気分の浮き沈みではなく障害であり、躁うつ病の多くの方が金銭感覚の異常に苦しんでいます。躁状態のときに快楽を求めるために浪費が激しくなり、うつ状態になると自己嫌悪に陥るという繰り返しです。

 

精神科や依存症専門医院で受診を

依存症などの問題を持つ当事者、もしくはその家族は力を合わせて解決していかなくてはなりません。お金の関する依存症は「貸す人」がいるからこそ成り立ってしまうもの。その関係性を断ち切るためにも家族の協力は欠かすことができません。

 

また、買い物依存症やギャンブル依存症などは患者本人が病むばかりではなく家族も巻き込まれていることも認識させなくてはなりません。そのお金があったら今頃家が買えていた、車が買えていた、希望の学校に進学できていた。事態はそれほど深刻なことです。

 

患者本人が診察を拒否していても、家族だけでも相談や受診ができます。

 

浪費癖の対処法は?

基本的には収支を確認し、気持ちを切り替えることで浪費癖を改善することも可能性があります。やはり重度の場合には専門家の受診が必要になるものの、状況を改善できる努力はできます。

 

家計簿をつける

明確なものでなくても構いません。簡単なもので十分です。月の収入を書き、その下に使った金額を書き出していきましょう。

 

不要な買い物を見極める

浪費癖に陥っていると不要な買い物が実に多くあります。それを明確にするためにも家計簿は必要になりますが、書くだけではなく見直しが必要です。明らかに不要だったもの、今後買う必要がないものが見えてくるはずです。

 

買い物にはメモを持って

買い物に行く前には必要なものをメモしましょう。そのメモ以外のものは買わないこと。たったこれだけのことで不要な買い物を減らせるはずです。同時に財布に入れるお金もその買い物に見合った金額にしておきましょう。

 

クレジットカードを使わない

本来便利なものであるのは間違いありませんが、今、浪費癖を治したい意図から考えるとクレジットカードほど使い込みやすいものはありません。状況を整理するまでクレジットカードは持ち歩かないようにしましょう。

 

収支バランスを知っている?

使い過ぎてはいない、しかし、気が付くと手元にお金が無くなっているというのであれば収入に対して支出のバランスが崩れていることが考えられます。毎月の収入は多くの方にとって一定です。しかし支出はどうでしょうか。

 

毎日のこと、毎月のことではなくても年単位で考えると固定支出はあります。また突発的な支出もあります。「今月の生活費」ではなく年単位で収支を考えていくことが必要です。

 

家族に借金癖があるなら

実は消費者金融から借り入れができないように自粛する方法があります。それは日本貸金業協会に申請をして、消費者金融やクレジットカードのキャッシング枠などの貸金業者からの貸し付けを自粛、つまり「させない」方法です。
本人だけではなく親族の申告で手続きができます。