子供へのお金教育は?お金の勉強になるボードゲーム

お金の勉強になるボードゲーム

テレビゲームや携帯ゲームがあります。どこのご家庭でも1台は持っているでしょう。子供たちは気軽にゲームを楽しむようになりました。

 

ゲームが悪いということはありません。ものごとの組み立て、瞬発力、構成力などを楽しみながら身につけられる良作もあります。

 

しかしお金の勉強になるといえばやはり「ボードゲーム」が一歩上でしょう。なぜなら、テレビゲームの中ではお金の計算は自動でなされているものです。

 

実際に自分でお金を数えることでその感覚を経験するという意味で、モノポリーは定番のボードゲームです。

 


モノポリー

 

日本版のモノポリーといえば人生ゲームがありますが、こちらは就職や転職、結婚などの疑似人生を送りながら収支が勝敗に影響するというゲームです。爆発的なヒットから定番のゲームとなり今でも人気のあるボードゲームといえるでしょう。

 


人生ゲーム

 

それ以外にも「金持ち父さん、貧乏父さん」の著者が考案したキャッシュフローゲーム、ホテルチェーンに投資しながら資産を競うアクワイヤ、先物取引で資産を増やすトレーディングゲームのHab&Gutなどああります。

 


キャッシュフローゲーム

 

平成17年、日本のマネー教育元年とも呼ばれました。これからは日本でもマネー教育が盛んになってくるかもしれません。

 

子供へのお金教育は?

小さいころからお金の感覚、価値観を持つことで後々の経済観念に大きな影響を与えるといいます。将来を見通した教育のためには勉学や身体能力だけに限らずお金に関する勉強も本来であれば欠かすことはできません。

 

スーパーでのあるあるです。おもちゃがほしいと駄々をこねる子供、駄目よと半ば叫ぶ母親。いつでもなんでも買ってもらえると思えば金銭感覚教育ができないと判断した結果です。しかし本当にそれが良い結果を生むのでしょうか?

 

子供へのお金の教育は、根本を考えなくてはなりません。

 

小学校に入ると算数を習います。その中で「1個100円のリンゴを3個買いました。1個150円のみかんを4個買いました。合わせていくらでしょう。」という問題はよくあるものです。確かにここでは円がでてきました。しかし、数字の計算問題でありお金の教育ではありません。

 

そうです、日本には金銭について学習する場がありません!!

 

家庭によって家計環境は異なります。裕福な家庭もあれば低所得世帯もあり、母子家庭、父子家庭もあります。日本では各家庭のお金事情に介入してはいけないのはマナーでもあります。

 

本来であれば金銭について学習することと、家庭事情の金銭については別物としてとらえなければならないものが、日本ではイコールとして考えられ金銭学習の場を作ること自体に抵抗があるのかもしれません。

 

 

マネー教育先行のアメリカ
子供がお金について口をはさむことに眉をひそめる日本の大人と違って、アメリカでは子供がマネー教育つまりお金について学ぶことは当然とされています。

 

私の弟がニューヨークに滞在していた時、近所には子供向けの経済教育教室が日本でいうところのそろばん教室ほどの感覚で点在していることに驚いたと聞きました。

 

多民族が生活する土地でありさまざまな通貨の流通もあること、カード社会であること、医療費が高額であることなどその背景にある事情はさまざまかもしれませんが、やはり子供のころから金銭教育を受けることには決してマイナス要素はないでしょう。


 

お金の感覚を学ぶ場が減った日本

30代40代になった今の親にとって、小さいころ小銭を握りしめて買い物に行ったという感覚は強く残っているでしょう。果たして今の子供たちにそれができるかといえば実はそうではありません。

 

社会問題にもなっている「子供の遊ぶ場所不足」は公園が消えるだけではなく、ボール遊びができない、バドミントンすらできないという環境の中で、野球のフライが取れないことが取り上げられていましたが当然のことです。ボールを投げてはならない生活の中で、ましてや高くボールを投げることもできなければキャッチする機会もありません。

 

買い物についても同じことが言えます。私たちは幼少期、近所の駄菓子屋に足しげく通うことができました。消費税もなく100円を持っていれば満足できるだけの駄菓子が買える時代です。

 

今、駄菓子屋はどんどんと消えていきます。後継者問題や物価の上昇などが原因とされていますがそれだけではありません。

 

実は私は駄菓子も取り扱う店を営んでいました。10円のくじセット、この仕入れ値を考えても光熱費等の維持費を考えても10円のくじ一つを万引きされただけでマイナスです。そのため、駄菓子を販売するには「駄菓子の価格を上げる」か「ほかに収入源がある」かのどちらかでなければ営業を続けていくことはできません。

 

子供たちが100円をもって、今であれば消費税もありますので108円をもって5円10円を考えた買い物を一人でチャレンジするという機会がなくなっているのは事実です。

 

それではコンビニやスーパーに買いに行けばいいだろうと思われるかもしれません。しかし現在の小学校教育の中で「子供たちが単独でスーパーやコンビニに入ること」を禁止しているところは少なくないのです。まして税込み、税抜きの表記が各店舗ごとに違うこともあってチャレンジさせるには困難を極める現状もあります。